モラ夫と離れたことは、教育的にとてもよかったと思う。

メンタル

モラ夫くんと離れて、わたしは大変健康になった。夫と暮らしていた末期は、夫や義家族の嫌がらせをうけて、9キロくらい体重が落ちてしまった。夜も寝られず、家にいて夫が帰ってくることが恐怖でたまらなかったし、仕事から帰ってきて夫の車が止まっていると動悸がすごかった。

離れられて、夫のいない生活を満喫している今だけれど、それだけでなくて、子の教育的にも大変良かったと思う点が3つある。

面前DV

まずは面前DVがなくなったこと。ただ同居末期は、夫は娘にもモラモラしていて

「誰のおかげで暮らしていけると思ってるんだ!」とかとても煩かったので、面前DVの段階で、娘に大きな被害がでる前に逃げ出せてよかったと思う。

けれど面前DVは子への影響は大きいと言われていて、脳が最大30%委縮するのだとか。

退役軍人を調査したところ、「暴力を受けた人」よりも「暴力を見ていた人」のほうがPTSDが強かったという結果もあるそう。

とめられなかった非力な自分、次は自分が襲われるかもしれない恐怖、そんなものがあるのではないかなと推察してる。

子の非行を防げた

「夜回り先生と夜眠れない子どもたち」という本をご存じだろうか

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家が居心地が悪いと、子どもは外に居場所を求めるようになる。

男の子なら友達の家を渡り歩くくらいで済むらしいけれど、女の子が外に出ればそうはいかない。悪い大人が「消耗品」としてからめとろうとしてくるから。

「トー横キッズ」と呼ばれる歌舞伎町の一角に集う子どもたちが話題になっているけれど、最初から歌舞伎町なんて言ったら抜け出るのは難しいだろうとさえ思ってしまう。

ちなみに、トー横でパパ活している女の子たちの対価は1万円だとか。破格すぎないか・・?いやそういう問題ではないのだけれど。

東京生まれ東京育ちの夫がたまに行ってた。

「歌舞伎町にいくと、たまにビルの上から人が降ってくる」って。夫は数回、その現場をみたことがあるらしい。怖すぎる・・・・

わたしは夫と離れることで、娘にとって居心地の良い場所を提供することができた。これは本当に良かったなと思っています。

金銭教育

夫はお金が足りなくなると義母にお金の無心をしていたとのこと。全然知らなかった。知らなかったというか、夫の財産をなぜか義母が管理していたっていう不思議事件。

夫もそうだけど、義母も浪費家で、義父が「3日も使わないのに、次から次に買ってくる」とか「ゴミ袋に入れてゴミの日に捨てたい」と漏らしていたっけ・・

そんな夫は娘に対するお金の渡し方も、わたしの価値観からするとちょっと行き過ぎてた。

娘が小学一年生のときに、彼女に一万円のお小遣いをあげたの。わたしがどんなにやりすぎだって言っても、「聞く耳もたん」で。

案の定、彼女は数か月後お友達と金銭トラブルを起こし、「だから言ったじゃん」っていう結果になった。

その後、娘にはお小遣い制を導入することになって、それについては夫も理解を示してくれたから感謝はしてる。

けれど見栄が強い夫は、人を馬鹿にする言動も多くて、周りの人を大切にするお金の使い方っていうよりも見栄とストレス発散のためにお金を使うことが多い印象をわたしは持っていた。

たぶん、モノやコトには、WANTとNEEDがあるってことすら理解していなかったように思う。

モラ夫くんは、自分が何が好きで何に価値観をおいて、どんな人生を送りたいか?っていう内省という作業をしたことがないのだと思う。

その「欲しい」って言ってるもの、無人島に行っても欲しいものなのか?それとも第3者に見せたいために欲しいと思ってるものなのか?

これをちゃんと考えないと、主人公不在の人生を送ることになるのにね。

まとめ

夫と離れることを10年以上ためらってきたけれど、ある意味夫が「借金がある」って打ち明けてくれてよかったと思ってる。

そうじゃなかったら、もっとぐだぐだになるまで一緒にいて、年齢だけ過ぎて再起不能になるまで一緒にいて、後悔してもしきれなかったと思う。

娘は先日、中1でありながら英検3級を受けて無事に受かった。

ちょっとだけ、「理想」としていたレールを離れても、人生も世界も崩壊したりしないってわかった。

物事にはタイミングがあるから、夫と離れたいと望みながら離れられないなら、まだ離れるタイミングではないのだと思う。

離れられないうちは、証拠集めたり、家賃相場調べたり、夫と別れられたらやりたいことを夢想するとか楽しいことを考えることを個人的にはおススメしたい♡

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