ハーバード大75年の研究結果。幸せになるために必要な、たったひとつのこと。

メンタル

人が人生を送る目的は、ただひとつ。

幸せになること。幸せな人生を送ること。

親が子に教育を授けるのも、異性と出会って愛をはぐくむのも、そこに幸せがあるだろうと思っているからです。

人が幸せになるには、一体なにが必要なのか。この問いに長年取り組みひとつの研究結果をだしたチームがあります。

このチームは、何が人の幸せにもっとも影響をあたえるのかを75年もの歳月をかけて明らかにしました。

まるで国の動態調査なみですね。すごい、すばらしすぎる。

さっそく見ていきましょう。

答えは、「良好な人間関係」

ハーバード大学において、75年にわたり724人の男性を追跡した研究結果では、幸せな人生に必要なことは「良好な人間関係」だとわかりました。

彼らが18歳のときから老人になるまで、724人の男性をずっと追跡したのです。

一つのグループ群は、エリート層が多い富裕層(ハーバード大の学生)を。もうひとつは、貧困率が高く犯罪率も高い層(ボストンの貧困地域)を。併せて274人の男性を長年にわたり追跡調査しました。

調査の内容は、医学的なもの(血液検査やCT検査等)と聞き取り調査(本人や家族から)が主に行われました。

彼らは、弁護士や医者、政治家になった人や工場勤務、レンガ職人など。その一方で、アルコール中毒になったり、統合失調症を発症したりして、健康で幸せな人生とは言い難い人もでてきました。

裕福な人が幸せに、貧困な人が不幸せになったと思いました?

実はそんなことなかったんです。

幸せのカギはすぐそばに

ハーバード大学の研究結果によると、幸せな人生に必要なことは「良好な人間関係」だとわかりました。

幸せな人間関係がある人は、日々のストレス値が低く肉体的にも良好であることがわかりました。

また、50歳で幸せな人間関係があると答えた人は、80歳を過ぎても心身ともに健康な人が多かったのです。

80代のもっとも仲の良い夫婦は、身体的な痛みの多い日、彼らはその痛みのことよりも相変わらず自身が幸せでいられていることを報告ました。

80代の仲の悪い夫婦は、身体的な痛みの多い日、その痛みを報告するとともに、それがどれだけ辛いか精神的な痛みも含めて報告しました。

また人間関係に恵まれていないという人は、そうでない人と比べて脳機能が低下していることもわかりました。

困ったときに助けてくれる、信頼できる人がいると答えた人々の記憶は長持ちし、そうでないと答えた人は記憶力の低下が早かったのです。

必要なのは、「数」ではなく「質」

ハーバード大の研究では、良好な人間関係に必要なのは、友達の数ではなく「質」だとわかりました。

たった一人でも自分の心のうちを話すことができる人。いたわりあえる人がいる人の幸福度が非常に高かったのです。

どんな自分でも受け入れてもらえる、という幸福感は非常に大きいものです。今回昼逃げをして、家族や親友に頼り切りましたが、「自分が深く愛されている」という実感は、口では言い表せない幸せを感じることができました。

さいごに

マーク・トゥエイン氏の言葉を贈ります。

「人生は短い。これほど短い人生に、後悔、傷心、謝罪、叱責の時間などない。たとえそれが一瞬に過ぎないとしても、愛し合う時間しかない。」

良い人生は、良い人間関係によって作られます。

50歳で良好な人間関係があれば、晩年は幸せな人生が約束されたも同然ですから。50歳で幸せな人間関係を目指します♡

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