モラ夫と別れるにあたって、2つの関門があります。
①モラ夫と離婚すること
②別れたあと困らないように、財産分与してもらうこと
モラ夫ってあんなに妻を虐げ、蔑ろにしてくるのに、いざ妻が夫から離れようとすると「あれは冗談だ」「別れたくない」「やり直そう」などと言ってきます。Twitter では”ロミオレター”なんて言われて、カサンドラ妻たちから恐れおののかれてる。というか、気持ちわるがられてる。笑
以下、「モラ夫と離婚すること」の話は調停委員を説得するための証拠の集め方を説明します。
一方が離婚を希望し、もう片方が婚姻を継続を希望する場合、離婚したい側は「婚姻を継続できない理由」を証拠として提出する必要があります。その証拠が第三者を説得できないと、
「まあまあ、奥さん。夫婦なんてそんなものですよ。愛のある夫婦なんていませんよ」
みたいなことを言われ、夫婦生活を継続するように言われるようです。もしくは、調停委員がこっちの話を全然聞いてくれず、モラ夫の肩を持ち、こちらに譲歩するよう働きかけられるとのこと。
こんなにツライ思いをしてきたのに、理解してもらえないなんて嫌ですよね。わたしが絶対離婚できるようにとった方法は・・・
モラが発動したらすぐ録音
わたしがした方法は、夫がモラハラを発動したらすぐ録音をとることです。スマホにも録音機能ありますよね。あれを使ってありとあらゆるものを録音しました。
スマホだけでも一応、事足りますがPCに刺せるタイプのボイスレコーダーの購入をお勧めします。今のボイレコってすごく薄くて軽量。スマホの録音機能は、録音画面まで行きつくのにアレコレタップしないといけませんが、ボイレコなら指先ピで、即録音が取れます。Amazonで2000円くらいで買えます。
いつモラハラが発動されるのかはわからないし、長い間しゃべっててくれるとは限りません。すぐに起動できるもの、コレが一番です。ポケットの中に入れていて、「いまだ!」と思ったらポケットの中で起動させました。
ただ、一つ注意点があって、バッグの中とかポケットの中にボイレコを入れて録音してしまうと、ガサガサ無駄な音を取り込んでしまい、肝心の会話が聞こえない場合があります。こっそり録音のスイッチを入れたら、家具の隙間に置くとかして、できるだけ他の音を拾わないようにしましょう。
そしてもう一つ、とった録音はGoogleドライブなどにパスコードをかけて格納しましょう。こうしておけば、モラハラがゴリラみたいに怒り狂ってボイレコやスマホを壊しても、ネット環境さえあればいつでもどこでも取り出せるから。
録音は、抑止力にもなる
夫は娘にもモラハラを発動するタイプで、娘にもひどいことをよく言っていました。なので夫が娘に暴言を吐きかけると、彼の目の前でボイスレコーダーのスイッチを入れました。それができたのは、何度も警察のお世話になっていて、110番をしたこともあったので。110番してから、身体的DVはされていませんでした。
ボイレコで撮っているとはいえ、暴言を吐かれることを「おいしい」とは言えませんよね。子供に対する暴言は特に許せませんでした。
ちなみにこの「証拠があります作戦」は、あらゆるところで役に立ってくれました。夫は500万の借金があると言い出す前、「俺は月に70万も稼いでるんだからな!」とよく言っていました。それが500万の借金があると言い出してから、「俺は70万も稼いでるなんて言ってない」と言い出したんです・・。なので一言。
「70万稼いでるって何度も言ってるの、ボイレコで撮ってあるよ」
夫はそれから、「70万稼いでるなんていってない」と言わなくなりました。笑
切迫早産になりかけて薬を処方されているのに、夜の生活を強要されていたときのことも「お医者さんに伝えてたから、カルテに書いてあるはず」と口頭で何度も伝え、LINEでその話をして奴の供述をとりました。
義母と義姉がやってきて、10時間以上罵倒された事件があったのですが、そのときもコッソリ録音をしていました。リビングにボイレコしかけていたのです。夫が「そんな生意気な態度とってると、また姉ちゃんにきてもらうぞ!」と言ってきましたが「第2弾撮らせてくれるの?」と言ったら黙りました。
煮え湯は一度で十分ですからね。
モラ夫から財産をむしり取る方法
モラ夫って本当にお金にシビアなので、財産分与は期待できないですよね。
わたしの夫も、離婚の話し合いをしようとしたとき無一文で追い出そうとしてきました。「財産なんて一円も渡さない!」とよく言われたものです(遠い目)
モラハラ相手に交渉するのは難しいので、頼れる人(お父さんなど)がいるならその人を交えて話をするようにしましょう。わたしは頼れる人がいないので、法テラスで弁護士さんを頼んでいます。
第一に、あいつらは妻を馬鹿にしているうえに、そもそも”話し合い”が難しいので、第三者を入れたほうが良いと思います。弁護士を立てなくても調停は開けますし、費用も印紙代1200円と切手代くらいです。
では本題。まずは、夫側の財産を把握する。
①夫名義の保険
②夫所有の車
③夫名義の預貯金
④持ち家なら、登記簿
④持ち家なら、いくらで売れるか机上査定を取る
①~③は、写真をとりましょう。通帳は表紙と中身を。撮った写真はGoogleドライブに格納です。
④持ち家なら、登記簿を取りに行きましょう。取り方は窓口に方に聞けば教えてくれます。
⑤持ち家が、財産になるのか負債になるのか、机上査定に出しましょう。ネット上でできるので便利です。連絡先に、夫の電話番号とか書かないように。
別件ですが、子どもの預金や学資保険は「子どもの財産」ではなく、夫婦の財産とみなされます。なので、離婚するときは折半です。預貯金などの通帳はこちらで管理しましょう。もしくは届出印を変更してしまいましょう。
あまり知られていないようですが、ハンコは苗字だけでなく名前でも作れます。田中花子さんの場合、花子という印鑑も作れるし、それを届出印として使うこともできます。ちなみにわたしも名前のハンコです。女性は結婚して苗字が変わるので、最初から名前のハンコでいろいろしておけば、変更手続きとか簡単ですみます。
慰謝料を取りたいなら、対策はお早めに
もしあなたがモラハラの慰謝料を取りたいなら、対策は早めにした方が良いようです。一般的にモラハラの慰謝料は少ないみたいですが、仮に慰謝料が請求できなくても、撮りためた証拠はこちらに有利に働きます。
夫は、「子どもの親権をあきらめてほしかったら、〇〇の財産請求するな!」という旨の要求をしてきているのですが、夫がわたしと親権を争える立場にいないことは、数々の証拠が証明してくれます。
また「これは録音とってないだろうな!」ととっても気にしていた会話も、もちろんバッチリ録音していました。笑
裁判してほしくなかったら、こっちの要求をのめというか、お望み通りコレが日の目を見るのか。まるで韓国ドラマの復讐話みたいです。笑
こちらの記事もおススメです。⇒モラ夫と別れる準備は、専業主婦でもできます。はじめの一歩はこちら。 | モラ逃げした人の徒然草♡ (saeko123.com)
わたしたちの人生は、我慢するために存在していません。みんなで早く自由になりましょうね♡
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