モラ夫と別れる準備は、専業主婦でもできます。はじめの一歩はこちら。

モラ逃げ

モラ夫と別れたい・・/離れたい・・という気持ちを持ったら、できるだけ早めに準備することをお勧めします。

いきなり離婚とか、別居しなくてよいです。さすがに躊躇しますよね。笑

でも例えば、別れた場合どんな助成が受けられるのか?とか。子供は今の学校に通えるか?とか住むとしたらどのあたりか?とかをなんとなくでも想定できるってとても有用だと思うのです。

あなたが何年も動き出せないのは、別れたあと「生活できるか?」が大きいのではないですか?

モラさん対応で、それでなくとも心は疲れてるし、小さな子供がいたらそれだけで自分のことできないですもんね。

いきなり夫と離婚しなくてよいので、夫がいなくても良いように準備するって大事だと思うのです。離れたいのに離れられない・・と思うのと、最悪の場合はいつでも別れられるって思うのでは心の平穏が違います。

モラ夫の「ありえない度」は加速する・・

炎上しそうなこといいますけど、モラさんが家事手伝わないとか、多少モラモラしてる、とかならまだ許容範囲だと思うんですよ。

でもいきなり、「夫が不倫してた」とか「夫が借金つくってた」とか「リストラされた」が来たらどうします?

そんな究極な?と思った?

いや、実はわたしがくらったんです。ある日突然、「500万の借金がある」って言いだしたんですよ。これがフツーの夫ならね、きっと「どこで」借りて「何に」使ったかを教えてくれると思うんですけど。

ここがモラさんで、一切いわないの。一切いわないくせに「お金だけちょうだい♡」って言ってくるんですよ。もう「はぁ??????????????」でしかない。

お金出さないとモラモラするの。笑

お決まりの「俺をこんなふうにさせたお前が悪い」を連発するんですよね。笑

挙句の果てに、借金の返済に首が回らなくなってきてたんでしょうね。娘のお祝い金にまで手を出したんですよ。もうね、この瞬間強く離婚を決意しました。

晴天の霹靂とはこのことで、モラ夫から無理やり逃げ出したのでそれはそれは大変でした。しかも子連れで逃げるって本当に大変なんですよね(遠い目)

この頃は夫だけでなく、義母も参戦してきたので体重が3か月で約10キロ落ちましたよ。もう本当に大変だった。なので離婚したい・・とぼんやりでも思うなら、ぜひ今からやれることをやってほしいと思うんです。

1日ひとつ何かを調べたりするだけで、1年間で365個の知識が溜まります。何もしない毎日を送るよりはるかに有意義。なにより、わたしみたいにならないでほしいの。

モラってどんどん加速するので、ここで紹介してるNetfrix「メイドの手帖」みたいに妻が在宅してるのに女性を家に連れ込んだりしますよ。わたしの周りに、これされた女性います。

モラ夫から逃げるためにまずやること

モラ夫から逃げるためにまずやること。それは離活(離婚活動)を話し合えるコミュニティに所属することです。これ、本当に大事。わたしは離活するために始めたTwitter 垢@ganbare1011で、モラ夫に悩む女性がたっくさんいることを知りました。

そしてモラ夫って金太郎飴みたいに、みんな同じこというの。笑

自分がどれだけ理不尽な目にあっているかっていうのは、意外と自分ひとりだとわからなくなるものです。離婚や別居に関する知識も、Twitter を徘徊してるだけで手に入るのでなかなかおススメですよ。

もうひとつ、公的な相談機関に相談しましょう。

おススメはDV相談センター。東京都の方ならLINEでのDV相談もおススメです。

わたしは一番最初に「警察」に行ってしまったので、いきなり児相に通告されてしまったのですよ・・・。

それはまだしも、男性の警察官に夫に夜の生活を強要される話とかしたくないですしね・・。モラハラに理解が少ないので、話ながら傷つくこともあります。

その点、DV相談センターは然るべき相談員の方(モラハラの理解が高い)なので、話すだけでめちゃくちゃ気持ちをわかってもらえてセロトニンでまくりでした。

公的期間に相談実績があるというのは、あたなが思うよりもずっと威力が強いのです。身体的DVなら、もう一発アウトなんですけどね。「むしろちゃんと殴ってくれよ」とさえ、夫に思っていました。笑

騙されたと思って、DV相談センターに聞いてみてください。法律的なことを教えてくれる回もあって、しかも無料なので本当に弱者の味方です。

わたしは今モラ夫と調停中ですけれど、警察に相談に行ったこと、児相の方と面談したことは完全にわたしに有利に働いています。「夫がどれだけありえないか」っていう人からみたら「あなたの被害妄想かもよ?」とか言われちゃいそうな話に、客観性と説得性を持たせてくれます。

難破船と3人の乗客の話

タルムードというユダヤ人の小噺のひとつに、「難破船と3人の乗客」というのがあります。

ある日、船が嵐にあって難破してしまい、無人島にたどり着きました。船には修理が必要で、修理が終わるまで無人島にとどまることになりました。けれど、いつ修理が終わり、いつ出航するのかは乗客には知らされません。ある時突然、出航してしまうかもしれないのです。

Aという乗客は、無人島に置いて行かれては大変だと、ずっと船内に残ることにしました。嵐に遭ってから何日も飲まず食わずで空腹でしたが、それでも船内に残っていました。

Bという乗客は、船を降りて無人島の果物を食べることにしましたが、万一に備えて船を見ることができる場所にある果物だけで我慢しました。

Cという乗客は、そんなに簡単に修理は終わらないだろうと考え、無人島の奥まで入っていき、たらふく果物を食べました。

さて。頭の良いみなさまなら、この小話の結論がわかったのではないでしょうか?

Aはずっと船内にいたので無人島に取り残されることはありませんでしたが、飢えと渇きでその後の航海に耐えられず死んでしまいました。

Bは船が見える位置で果物を食べていたので、無人島に取り残されることはなく、最低限でも飢えと渇きを取り除くことができのたで生き延びました。

Cはたらふく果物を食べることができましたが、時間を取りすぎたせいで船は出航してしまい、無人島に取り残され、そこで一生を終えました。

人生には何もしないというリスクが存在する

モラ夫との生活において、きっと多くの人がAという選択をとっていると思います。船から降りたら無人島に取り残されたら生きていけない・・と。

わたしもずっとそう思ってAという選択を取り続けていました。でもね、モラ夫ってモラがどんどん加速するんですよ。もしかしたらわたしのように、ある日突然夫から借金の告白をされて、船から飛び降りないといけなくなるかも・・・。

でも、Cのように「もう無理!!!」となって何も準備せずに離れたら、それこそ生活できなくて困窮するリスクがあります。子連れなら絶対に避けたいところです。

わたしたちはやはり、Bという選択をとるべきです。一応、衣食住が確保されてるモラに身を寄せつつ、いつでも離れられるように準備をする。

ちなみにわたしも、正社員の職を確保してから動きました。やはり何も後ろ盾がなく行動するのは、「無謀」でしかありません。Twitter みてると、「夫がいやだ?YOU、別れちゃいなyo!」みたいに安易に勧めてくる離婚経験者がいますけど、あれは本当に害悪だと思います・・。

自宅にいても、モラ夫と別れるためにできることはたくさんあります。まずは情報を集め、相談期間に相談しましょう。モラハラで慰謝料を請求したい場合は、どれだけ長い期間虐げられていたか?が重要だそうです。早く相談すればするだけ、あなたに有利に働きます。

あなたは奴隷でも囚人でもない。能力の高い女性です。毎日を変えましょう。私たちの人生は、我慢するために存在していません。

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